思い出のマネ飯#09
いつもお世話になっております。4回生マネージャーの矢後です。 テーマブログ「思い出のマネ飯」がまわってきました。各々のマネ飯に対する思いを知れて、良い企画だなぁとほっこりしながら毎回読んでいます。様々な思い出がありますが、私自身がマネ飯に支えられていると実感した日について書こうと思います。 2回生の春合宿、同志社ウィーク前の練習でした。午前から良い風が吹き、丁度部員の友人のカメラマンさんも来てくださっていてPV撮影日和です。しかし午後の中盤から風が吹き荒れ沈艇が続出し、全艇ハーバーバックとなりました。私は紫電を運転していました。 初めてのハザードを目の当たりにし、今までいかに何も考えずにレスキュー艇を運転していたかを実感させられました。また、強風の怖さ、それでも最後までレスキューに当たる先輩や同期の姿を見て自分の情けなさを痛感し、総じて落ち込んでいました。 そんな日のマネ飯は「つみれの味噌煮込み」です。思い出のマネ飯と言っておきながら料理名がピンと来ず過去のマネ飯ノートを漁りました。 ありきたりな表現になってしまいますが、本当においしく、本当に心が温まって安心するご飯でした。あのおいしさを鮮明に覚えている…!というよりも、ただただその温かさとおいしさに沈んだ心が救われたという記憶が強く残っています。 その日から、辛かったり何か失敗して落ち込んだ日には、マネ飯が一層おいしく感じます。私が単純なだけなのもありますが、支えられている証拠です。 そして、同じようにプレイヤーにとっても支えになるマネ飯を届けたいという思いにも繋がります。人に料理を提供する上で当たり前の感情かもしれませんが、私はあの日のマネ飯のおかげでその思いを心に刻むことができました。 以上です。残り少ないマネ飯ですが、おいしく作っておいしく食べたいと思います。ありがとうございました。