top of page

夏合宿#5ターム目


 お世話になっております。第5タームを担当させていただきます、1回生スナイプクルーの中村賢星です。第5ターム初日と2日目には、ヨット部に入部してから2年以内のプレイヤーのみ参加できる、新人戦が開催されました。第4タームではポイントレースが開催され、私以外の1回生プレイヤーの多くが参加していましたが、私はこのポイントレースに参加できなかったため、私にとっては新人戦が初めてのレースとなりました。

 新人戦1日目には4レース、2日目には2レースが開催され、計6レースでのポイントレースとなりました。1日目は下デッキからハイクアウトまで、広い風域で風量が変化し、これまでのタームで練習してきたヒールトリムにかなり気を遣う場面が多いレースとなりました。他艇と比べて自艇はクルーとスキッパーの合計体重が大きかったこともあり、1下から2上にかけて大きなブローが入った2レースは6位フィニッシュと、私にとってはかなり良い順位で終えることができました。この日は自身の動作のミスを、上回生スキッパーの方がカバーしてくださり、なんとか走れたと思います。

 2日目は1日目と比べて風が落ち、特に6レースでは2上からフィニッシュにかけて完全に風が止んでしまい、全艇が止まってしまう場面もありました。その後は、自艇が選んだ右海面とは逆の左海面に先にブローが入ってしまい、2上を1位で回航したにも関わらず、7位フィニッシュに終わってしまうという残念な結果に終わってしまいました。このレースではある種理不尽とも取れる予想外のブローが入り、ヨットレースの不条理さのようなものを感じました。2日目は1日目と比べて動作の感覚は取り戻したように感じましたが、海面の見方、他艇の見方、ルール等、自身がまだ何もヨットについて分かっていないということを感じさせられました。

 両日ともに東から北に向かって振れたのち安定するという風が入り、この時期琵琶湖に特有の風とはどのような風なのかを少しは感じ取れたのかなと思います。また諸々の動作にまだ粗があることをひしひしと痛感させられた二日間だったと思います。

 新人戦のあとは2日間休養を挟み、9/11に第5ターム唯一の練習が行われました。この日は出艇後はなかなかいい風が入らず、サークリングやベビーパークが行われました。その後は下デッキから中デッキの風域となり、諸々の動作確認がメインとなる一日でした。回航、特に下回航の準備にまだまだ課題があると感じさせられました。

 すでに9月も半ばに差し掛かり、夏合宿もゴールが見えてきた時期となってきましたが、残りのタームも気を抜かず、日々成長できるように邁進したいと思います。

以上で第5タームの報告を終わらせていただきます。

 ご拝読いただきありがとうございました。

特集記事
最新記事
アーカイブ
タグから検索
まだタグはありません。
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square

© 2024 Kyoto University Yacht Club

bottom of page