90代幹部再自己紹介#1 森田颯斗(主将)
お世話になっております。90代で主将を務めます森田颯斗です。
始めに、軽く自己紹介をさせていただきます。
僕は、大阪府清教学園高校出身で高校時代は硬式野球部に所属していました。現在は工学部理工化学科に所属し、平日は授業、実験、レポートに追われ、土日は部活動に励むという日々を送っています。
次に、今年の意気込みを述べさせていただきます。
主将として
まず、90代での最大目標は「”誇れる”チームを創る」です。では、誇れるチームとは、どういうチームでしょうか。この京大ヨット部に所属する現役部員、監督・コーチの方々、OB・OGの方々、部員の保護者の方々、その他この部に関わる全ての関係者の方々の全員が京大ヨット部に関わっていることを他の人に自慢したくなる、誇りに思える、そういったチームです。”誇れる”チームになるための必要条件として、①周りから応援されるチームである②健全なチームである③恒常的に勝てるチームであるの3つがあると考えています。
① 周りから応援されるチームについて
これは、日頃から温かいご支援ご声援をいただいているOB・OGの方々、保護者の方々、スポンサー契約していただいている企業の関係者様、さらには柳ヶ崎ヨットハーバーの関係者など、この部を知る全ての方々から愛され、心の底から応援されるチームであるということです。こういうチームになるために、まずは多くの方々に知ってもらうために情報発信を積極的に行い、応援してもらえるために必要な行動―挨拶、感謝、努力、整理整頓、周囲への配慮などーを徹底できるチームにしたいです。
② 健全なチームについて
これは、所属する部員の不満が少なく、また居心地の良いと感じるチームであるということです。そのためには、様々な人とコミュニケーションを取り、可能な限り透明性のある運営を行い、そして居心地の良いと感じるために必要な環境―雰囲気、言葉遣い、身の回りの整理整頓などーを構築する必要があります。「健全なチームにする」は89代のテーマでもありましたが、引き続き90代でもこういったチームになることを目指します。
③ 恒常的に勝てるチームについて
想像してみてください。たとえ自分たちの所属していた時に強かったとしても、引退してOB・OGになった後、すぐに弱くなってしまう場合を。こういったチームに所属していたことを心の底から誇りに思えますか?思えないと思います。近年、京大ヨット部は総合入賞が当たり前になってきていますが、将来的には総合3位以上を当たり前のように取れる、そして総合優勝も狙えるというチームになりたいです。そのために必要な基盤―技術、教育体制、行動、雰囲気などーを90代で改めて創った上で、全日本インカレで総合4位を取ることで次の代へと繋ぎたいと考えています。
以上のことが僕の考える”誇れる”チームになるために必要な条件です。もちろん、「全日本インカレで結果を残す=今年でいうと総合4位」は目標の1つです。ですが、目標の1つにすぎません。その先にあるものを求めていきたいと思います。
主将である僕には、部員を黙らせる圧倒的なヨットの実力がある訳でもなく、カリスマ性もあるわけではありません。そんな僕にもできること、それは部員の誰よりも京大ヨット部について考え、“誇れる”チームにするために必要なことをまずは自分が先頭立って行う、そして部員にその必要性を繰り返し伝えることだと思います。時には自分から泥臭いことをしたり、厳しいことを部員に言わないといけないこともあることでしょう。それでも、部をファーストに考え、部にとって必要なことであればできることは何でもやるというバイタリティを持った、そういう主将を目指します。
プレイヤーとして
昨年度は、全日本インカレで強風要員のクルーとして4レースに出場させていただきましたが、前を走ることができずチームに貢献できませんでした。これは実力が足りていなかったということもありますが、普段からインカレをイメージして練習に取り組めていなかったという面が大きかったと思います。なので、インカレに必要な技術は何かということをしっかりと考えて練習に取り組み、この一年間でしっかりとその技術を磨きたいと思います。そして、強風だけでなく軽風でもレギュラーメンバーとなり、前を走ることのできるクルーを目指します。
最後になりますが、日頃ご支援ご声援下さっているOB・OGの方々、保護者の方々、スポンサー契約していただいている関係者の皆様に感謝申し上げます。目標に向かって1年間精進してまいりますので引き続きよろしくお願いいたします。
京都大学体育会ヨット部
第90代主将
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