私がヨット部に入った理由 #12
お世話になっております。2回生470クルーの原田真吾です。
私がヨット部に入った理由は周りの先輩や同期と比べると少し特殊かもしれません。
私とヨットの出会いは小学4年生でした。当時、僕と仲良くしてくれていた葉山ジュニアの友達に誘われて参加したヨットの体験イベントでした。OPやクルーザーに乗せてもらい、その時に感じたヨットの疾走感や開放感が忘れられずに心の中にありました。しかし、中学高校時代はむさ苦しい男子校の中で勉強と水泳にひたすら打ち込む日々を送っており、ヨットからは少し意識が遠ざかっていたようにも感じます。
しかし、転機が訪れたのは高校2年生の時です。コロナウイルスの影響で学校は休校になり、さまざまな行事も延期になってしまいました。そんな時によく足を運んだのは地元葉山の海です。葉山の海には必ずヨットがいます。コロナ禍にも関わらず楽しそうにヨットに乗るセーラーたちに憧憬の念を抱くようになっていきました。
「自分も大学でヨットをやりたい」
そう思うようになったもこの時期です。ちょうど京大ヨット部がスナイプ級の優勝などで存在感を出し始めた頃でもありました。そんなわけで僕は京大を目指すようになりました。晴れて京大に合格し、試乗会に足を運び、先輩方の生き生きとしたパッションや部の和気藹々とした雰囲気で僕は京大ヨット部への入部を決意しました。
「一人の未経験者として全国で結果を残す」
入部の理由は何であれ、これが京大ヨット部の多くの人の目標であり、その目標を実現できる可能性を秘めているのが京大ヨット部だと僕は考えます。大学4年間をヨットに捧げる仲間よ。いい景色を一緒に観ようじゃないか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。試乗会で待っています。
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